
ども、、、
おはようございます。
日記のタイトル
いきものがかりさんの「笑ってたいんだ」とってもイイ歌なので聞きながら日記を読んでもらえれば・・・

今日は朝から重い話でナンですが、、
時代の流れで
この園芸業界も随分変わりました。
ガーデニングブームの時はお花を置けば売れる!
こんな時代だったと思います
今は、、と云うと
実際問題
辞めて行く問屋さんや売店さん、生産者さんが増え
どこの市場さんも量販さんやホームセンターさん重視に。。
これはどの業界でもそうですが
時代の流れ的にしょうがない事だと思います。
ただ他の業界と違うところは
僕たちが取り扱っているものは
工業製品ではなく
また野菜でもなく
生きている植物だと云う事です。
この世に命を授かって
生産者さんが大切に育てた植物を
売店さんが植物のよさを最大限アピールして
お客様のところに。。
そしてお客様から
「お兄ちゃん、この植物かわいかったわ〜!」
「今もめっちゃエエ感じやで〜〜☆」
ナンて言われたら嬉しい限りです。

ただ実際はどんな現状か・・・
市場から仕入れて来た植物を
トレーに入れたままの
ギュウギュウ詰めの状態で陳列。。
金久では必ず植物と植物の間にスペースを取り
ゴキゲンさんの状態で陳列。
どんなに上手な生産者さんが想いを込めて作っても
ギュウギュウ詰めのトレーの中では
蒸れるばかりでちょっと・・・
この状態は量販さんやホームセンターさんだけじゃなく
園芸専門店さんでも見かけます。
トレーに詰めっぱなしでも
その植物のよさをアピールしている
寄せ植えやハンギングバスケットがあれば
まだいいですが、、、
新しいお花でもその植物の良さが
伝えられずに消えて行く、、、
こんな現状も多々あります。
その現状を生産者さんが目にしたら・・・・・
またこの植物は売れないから・・・
そうではなくその植物の特徴や良さを
アピール出来ていない売店にも問題があると思います。
〈ただ時代の流れや立地条件で売れるお花、売れないお花は変わると思います〉
このような現状を続けていたらどうなるか?
当然お客様は植物に魅力を感じなくなり
どんどん園芸から離れていきそうで・・・
また種苗費も上がり、
メーカーさんによりロット数が増え
小ロットでの生産が出来にくい中
天候などに左右され易い生産者さんにとって
どうなのか?
何年か先には一部の園芸専門店さんと
量販さんとホームセンターさんが生き残り
また生産者さんもほんの一部の上手な生産者さんと
大量生産型の生産者さんだけが残るような・・・
こうなって来ると同じような顔の植物が店頭に並び
魅力を全然感じない園芸になるのでは・・・

アラン・ティッチマーシュ
またここ数年お客様の層も変わり始め
土いじり大好き、お花大好きな奥様方から
最近では雑貨大好きから
植物に関心を持ち始めた若い奥様方へ。。
ありがとうございます!!

種苗メーカーさんも
どうしても海外のメーカーさんばかりで
日本の規模に合ったマーケティングが
なかなか出来ていないのが現状だと思います。
この園芸業界。。
目先の売り上げや数字、ばかりに目を向けていると
今の流れでは3年先、5年先が見えないように思います。
無くなる訳ではなく
全然楽しくない園芸になってしまうのでは・・・
また今のままだとスタッフが育つ
環境づくりも出来ていない様な・・・・・
何年先も楽しい園芸が続くよう
種苗メーカーさんはじめ市場さん
そして生産者さん、園芸専門店さんが
意識を変え、力をあわせて
ひとつの方向性をもって変えていかないと・・・・・
そして頑張っていかないと・・・・・
間違いなくこの園芸業界を支えてきたのは
園芸専門店だからこそ。。
また今の現実が長く続けば続くほど
量販さんやホームセンターさんにも影響が出て来るのでは・・・
時代は変われど、その先にあるのは
すべてはお客様の笑顔の為に☆
「とりあえず生2ハイ
」みたいな・・・
こんな感じで グィッ!グィッ!とお願いします


お兄さん 頑張ります!
ちょっと前の日記にも同じような事を書いたような・・・
「金久さん、考え過ぎやで==」と
言われそうですが、、、
危機感が日増しに増え。。
シックな寄せ植え☆
ケイトウ スマートルックに
シックなカラーリーフをあわせて・・・・・

お兄さんは楽しい園芸で
いつまでもいつまでも
「笑ってたいんだ☆」